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ssh1023 当たり前? [マスコミュニケーション論]

<ssh424再録>
*初出は2011年

 ssh423 社説の読み方〜君が代訴訟東京高裁編(注) はおかげさまでたくさんの方にアクセスいただいたようです。やっぱ「君が代」と見出しに入ると、それだけでアクセスは増えるんでしょう。ただ、使命感(私が正義を教えてやる!てな)を持ってやって来た方々には大変申し訳ないのですが、拍子抜けだったんじゃないでしょうか。ssh423は社説のイジリ倒しですから。

(注)この年に東京高裁で出された、式典での国家起立・斉唱命令は合憲とする判決。なおその後、違反者に懲戒や減俸などの処分を行うのは行き過ぎとして処分を取り消す判決も出ている。

 とは言え、イジリ倒しであっても、読んでいるうちに何か気づくということはあります。

 私はかねがね、こういう物言いがすごく気になっていたのですよ。

◆◆学習指導要領は、教師に対し、国旗の掲揚と国歌の斉唱を指導するよう定めている。しかし、それが学校で十分に守られていなかったために出されたのが、都教委の通達だった。教師が個人的に様々な歴史観や世界観を持つのは構わない。だが、指導要領に反してもいいということにはなるまい。(読売クンの社説より)◆◆

 個人が様々な思想信条を持つのは構わない。しかし、取り決めに反してもいいということにはならない。
 私はこういうものは大キライでどうにも納得できない、と思うこと自体は構わない。しかし、仕事上、立場に対しては従順でなければならない。

 これがねえ、私にはどーにも理解できなかったんですよ。
 でも、ssh423を書いていたら、ピンときたんです。

 この記事を書いた人は、本当に、naturalに、「そんなの当たり前じゃん、全然難しいことじゃないじゃん、どーせ仕事じゃん、自分の気持ちなんかカンケーないじゃん。」と思っているんじゃないか、と。

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ssh1010 2013年のグアム通り魔事件で死刑待望論が湧かなかったのはなぜか [マスコミュニケーション論]

<ssh593再録>
(  )内は今回追加した文言です。


 2月12日(2013年)にグアムで起きた無差別殺傷事件。
 この事件のニュースを知った時、2008年6月8日の秋葉原での無差別殺傷事件を連想した人は多かったと思います。容疑者が若い男性であること、無差別に多数を殺そうとしたこと、クルマで突っ込んで刃物を振り回すという方法、模倣犯かと思うほどそっくりです。
 (容疑者はクルマで6人をはね刃物で観光客を襲った。被害にあった14人は全員日本人で、うち3人が死亡。)

 08年の秋葉原の事件で、私は容疑者への死刑待望論があまりに早く大きく湧くことに違和感を感じていました。これは彼が死刑に値するかどうかというのとは別の問題で、とにかく悪い意味で「盛り上がり」過ぎていると思ったのです。
 その時の記憶をたぐって、今回の事件と比べると、ほぼ正反対の違和感があります。
 今回の事件での国内の反応があまりにドライで「盛り上がり」に欠けるように思えるのです。
 少なくとも、新聞もTVも、続報がひどくあっさりています。
 (実際にこの事件ではネットを中心とした「死刑!死刑!」という煽りは拍子抜けするほど少なかったのです。)

 なぜ、今回の事件に対して、08年の秋葉原の時のような(死刑!死刑!の)世論が湧かないのか?
 私なりにあれこれ考えてみました。

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ssh1009 マスメディアは不調でもマスコミュニケーションは進む [マスコミュニケーション論]

<ssh600再録>
(  )内は今回付加した部分です。

 3月の海外研修中(5年前に、全日制英語科の高2生の引率で2週間オーストラリアに滞在)は、ふだんとかなり違う感覚で過す機会になりました。
 最大の理由は、TVやネットなどのマスメディアからほぼ全く遮断されていたから。
 オーストラリアのTVって、あんまし面白くないんですよ。ホテルのTVには映画のチャンネルもありましたけど、私は映画ってものを全然見ないので、結局TVは全然見ませんでした。ネットも仕事で必要な時以外は使いませんでした。ホテルではもっぱらiPodと睡眠で時間を過していました。けっこう早寝してましたね。なかなか健康的。

 オーストラリア滞在中のコミュニケーションは、ほとんどすべて人対人の直接コミュニケーションでした。TVもネットも見ないのだから、マスコミュニケーションはほぼ皆無です。
 直接コミュニケーションだと、こちらから働きかけないと何も情報はもらえません。なかなか面倒です。英語だし。

 帰国後は以前のペースに戻り、ネットもTVも新聞も見放題です。
 マスコミュニケーションってのは、実にズボラのできる装置ですね。ネットならクリック一発でジャンプできる。新聞もただ紙面をめくれば情報に会える。TVに至っては、何もしなくても向こうからわんこそばのように情報を浴びせてくれる。
 いや〜楽チンだなあ。

  ・・・の、はずなんですよ。楽チンなはずなんです。こっちで何もしなくても情報が入ってくるんだから。

 ところが。
 TVやインターネットを見ているうちに、ものすごい疲労感に襲われました。
 それも運動や労働から来る、ある種の心地よさを伴う疲労感じゃありません。
 喩えて言えば、食い放題の焼肉屋で元を取ろうと肉を無理して腹に押し込んでいるような疲労感。
 
 とにかく疲れるんですよ。

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