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ssh1023 当たり前? [マスコミュニケーション論]

<2017>
<ssh424再録>
*初出は2011年

 ssh423 社説の読み方〜君が代訴訟東京高裁編(注) はおかげさまでたくさんの方にアクセスいただいたようです。やっぱ「君が代」と見出しに入ると、それだけでアクセスは増えるんでしょう。ただ、使命感(私が正義を教えてやる!てな)を持ってやって来た方々には大変申し訳ないのですが、拍子抜けだったんじゃないでしょうか。ssh423は社説のイジリ倒しですから。

(注)この年に東京高裁で出された、式典での国家起立・斉唱命令は合憲とする判決。なおその後、違反者に懲戒や減俸などの処分を行うのは行き過ぎとして処分を取り消す判決も出ている。

 とは言え、イジリ倒しであっても、読んでいるうちに何か気づくということはあります。

 私はかねがね、こういう物言いがすごく気になっていたのですよ。

◆◆学習指導要領は、教師に対し、国旗の掲揚と国歌の斉唱を指導するよう定めている。しかし、それが学校で十分に守られていなかったために出されたのが、都教委の通達だった。教師が個人的に様々な歴史観や世界観を持つのは構わない。だが、指導要領に反してもいいということにはなるまい。(読売クンの社説より)◆◆

 個人が様々な思想信条を持つのは構わない。しかし、取り決めに反してもいいということにはならない。
 私はこういうものは大キライでどうにも納得できない、と思うこと自体は構わない。しかし、仕事上、立場に対しては従順でなければならない。

 これがねえ、私にはどーにも理解できなかったんですよ。
 でも、ssh423を書いていたら、ピンときたんです。

 この記事を書いた人は、本当に、naturalに、「そんなの当たり前じゃん、全然難しいことじゃないじゃん、どーせ仕事じゃん、自分の気持ちなんかカンケーないじゃん。」と思っているんじゃないか、と。

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ssh1010 2013年のグアム通り魔事件で死刑待望論が湧かなかったのはなぜか [マスコミュニケーション論]

<2017>
<ssh593再録>
(  )内は今回追加した文言です。


 2月12日(2013年)にグアムで起きた無差別殺傷事件。
 この事件のニュースを知った時、2008年6月8日の秋葉原での無差別殺傷事件を連想した人は多かったと思います。容疑者が若い男性であること、無差別に多数を殺そうとしたこと、クルマで突っ込んで刃物を振り回すという方法、模倣犯かと思うほどそっくりです。
 (容疑者はクルマで6人をはね刃物で観光客を襲った。被害にあった14人は全員日本人で、うち3人が死亡。)

 08年の秋葉原の事件で、私は容疑者への死刑待望論があまりに早く大きく湧くことに違和感を感じていました。これは彼が死刑に値するかどうかというのとは別の問題で、とにかく悪い意味で「盛り上がり」過ぎていると思ったのです。
 その時の記憶をたぐって、今回の事件と比べると、ほぼ正反対の違和感があります。
 今回の事件での国内の反応があまりにドライで「盛り上がり」に欠けるように思えるのです。
 少なくとも、新聞もTVも、続報がひどくあっさりています。
 (実際にこの事件ではネットを中心とした「死刑!死刑!」という煽りは拍子抜けするほど少なかったのです。)

 なぜ、今回の事件に対して、08年の秋葉原の時のような(死刑!死刑!の)世論が湧かないのか?
 私なりにあれこれ考えてみました。

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ssh1009 マスメディアは不調でもマスコミュニケーションは進む [マスコミュニケーション論]

<2017>
<ssh600再録>
(  )内は今回付加した部分です。

 3月の海外研修中(5年前に、全日制英語科の高2生の引率で2週間オーストラリアに滞在)は、ふだんとかなり違う感覚で過す機会になりました。
 最大の理由は、TVやネットなどのマスメディアからほぼ全く遮断されていたから。
 オーストラリアのTVって、あんまし面白くないんですよ。ホテルのTVには映画のチャンネルもありましたけど、私は映画ってものを全然見ないので、結局TVは全然見ませんでした。ネットも仕事で必要な時以外は使いませんでした。ホテルではもっぱらiPodと睡眠で時間を過していました。けっこう早寝してましたね。なかなか健康的。

 オーストラリア滞在中のコミュニケーションは、ほとんどすべて人対人の直接コミュニケーションでした。TVもネットも見ないのだから、マスコミュニケーションはほぼ皆無です。
 直接コミュニケーションだと、こちらから働きかけないと何も情報はもらえません。なかなか面倒です。英語だし。

 帰国後は以前のペースに戻り、ネットもTVも新聞も見放題です。
 マスコミュニケーションってのは、実にズボラのできる装置ですね。ネットならクリック一発でジャンプできる。新聞もただ紙面をめくれば情報に会える。TVに至っては、何もしなくても向こうからわんこそばのように情報を浴びせてくれる。
 いや〜楽チンだなあ。

  ・・・の、はずなんですよ。楽チンなはずなんです。こっちで何もしなくても情報が入ってくるんだから。

 ところが。
 TVやインターネットを見ているうちに、ものすごい疲労感に襲われました。
 それも運動や労働から来る、ある種の心地よさを伴う疲労感じゃありません。
 喩えて言えば、食い放題の焼肉屋で元を取ろうと肉を無理して腹に押し込んでいるような疲労感。
 
 とにかく疲れるんですよ。

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ssh749 権力者を咎めるのはジャーナリズムの仕事 [マスコミュニケーション論]

<2015>

 

 いけないことをしたら、きちんと咎めないといけないのですよ。

 

 人間は過ちを犯す生き物です。誰しもいけないことをする。

 そういう時、放っておいてはいけない。何となくうやむやにしてはいけない。

 叱るなり意見するなり指導するなり警察のお世話になるなり、とにかくきちんと咎めてもらわないと、過ちを繰り返す可能性がある。

 

 してはいけないことをした時。

 口に出してはいけないことを言った時。

 その場できちんと咎めなくてはいけません。


 子どもが家の中でいけないことをしたら、親が叱ってやらないといけない。

 生徒・学生が学校でいけないことをしたら、学校の先生がきちんと指導しないといけない。

 会社で社員がいけないことをしたら、上司が叱ってやらないといけない。

 社会の中で誰かが大きなトラブルを起こしたら、警察に通報するなりしてやらないといけない。

 

 人の上に立つ人間は、子どもや生徒や部下に対して、きちんと叱る責任があります。

 社会秩序は、警察などが守ります。

 言い換えれば、一般国民は誰しも、過ちを咎めるべき立場の人がいます。


 では。

 人の上に立つ人たちが、いけないことをしたとき、誰がそれを咎めるべきなのでしょうか?

 

 組織の長が、警察の人間が、政治権力を持つ人間が、してはいけないことをした時、口にしてはならないことを言った時、誰がそれを咎めるべきなのでしょうか?

 程度がひどければ司法が裁くことになるとして、それ以前に、彼ら彼女らを咎めるべき立場にあるのは誰なのか?

 

 それは、ジャーナリズムの仕事でしょう。

 

 


 

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ssh717 東京大空襲とコミュニティFM [マスコミュニケーション論]

<2015>

 

 最近、私の地元にコミュニティFM局が開局しました。

 今日、デスクトップオーディオのチューナーでそのコミュニティ局の番組を聴いていました。

 

 ラジオをよく聴く方ならご存知と思いますが、ラジオ番組ではよくテーマを決めてメッセージを募集します。

 このメッセージがけっこう面白い。特に地方局やコミュニティ局だと、ローカル色の強いメッセージが多くて、またリピーターもたくさんいて、マスメディアにはない当事者感の面白さがあります。

 

 さて、今日たまたま聴いていたそのコミュニティ局の番組のメッセージテーマは、「310日、東京大空襲の日を知っていますか」。

 今さらながら、310日はいわゆる東京大空襲の日です。東京への空襲(空爆)はアジア太平洋戦争終盤に何回も行われていますが、その中でもっとも大規模でもっとも被害の大きかった310日のものを「東京大空襲」と呼んでいます。今さらながら。

 

 番組のパーソナリティ氏が、番組終盤で、こんなことを言っていました。

 戦争の記憶は風化する。それはやむを得ない。しかし風化させまいという意思を持つことは必要で、そうすることで様々が取り組みが生まれ、歴史の教訓も得られる。

 自分自身、東京生まれで小中高と公立の学校に通ったが、310日のことを学び考えるということが学校ではなかった。広島や長崎では原爆のことについて学校でしっかり学んでいる。そうやって徹底的に学ぶことで、平和に対する教育ができているのに、と。

 

 私は思わずうなりました。

 彼の主張にうなったのではありません。

 こういう意見は、マスメディアの電波では絶対に流れないだろうな、と思ったからうなったのです。


 

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ssh696 こづれでのおしょくじのけん [マスコミュニケーション論]

<2015>

 

 少々旧聞で恐縮ですが、山田優が子どもを連れて居酒屋に行ったのがけしからんのどーのとネットで話題になったのだそうで。

 多いですな、最近こういう、他人の行為にやたらとかみつく人。

 

 けしからんと憤る皆様は、子どもを連れて居酒屋など論外とか、子どもの健康を何と考えるとか、非常識だとか、息抜きは他にやりようがあるだろうとか、その他もろもろ。

 けしからんと憤る皆様に憤る皆様は、子育てのストレスがわかってないとか、旧態依然とした価値観だとか、いじめのような構図だとか、その他もろもろ。

 まあ、中3生か高1生に小論文やディベートの練習問題として最初にやらせるネタくらいには使えるかもしれません。

 

 ただねえ。私はこの種の「物議」にはかねがね不快感があります。

 本来、こういうものは、事実関係をきちんと調べた上で、批判なり支持なりすべきもの。ロクに調べもせずにいいの悪いの言うのはガキかアホウのやることです。

 でも、ネット界じゃ「調べる」人間なんざ希少種。何せ、あるかないかも不明な在日特権なるものを根拠に特定の国の出身者をイジめる輩が跋扈するような世界です。

 部外者は黙ってるべきじゃないっすかねえ。

 黙っていて、それでも気になったらきちんと調べて、それから何かを言えばいいんです。反射的にあれこれ感情丸出しのコメントを書くのはガキかア(以下同文)

 

 

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ssh694 そうりだいじんのおしょくじのけん [マスコミュニケーション論]

<2014>

 

◆◆安倍首相が高級寿司店で大手新聞、テレビ局の幹部たちと祝勝会”!? (リテラ 20141225)

 (前略)選挙から2日後の1216日、夜7時頃のことだ。西新橋にある寿司店の個室にご機嫌な様子の安倍首相の姿があった。周りを囲むのは自民党重鎮や側近ではない。時事通信の田崎史郎解説委員、朝日新聞の曽我豪編集委員、毎日新聞の山田孝男特別編集委員、読売新聞の小田尚論説主幹、日本経済新聞の石川一郎常務、NHKの島田敏男解説委員、日本テレビの粕谷賢之解説委員長といった、新聞紙面やニュース番組で名前や顔を見かける面々……。そう、この日、日本を代表する大手マスコミの政治報道のエキスパートたちが安倍首相にご招待を受けていたのである。

 この店はひとり15千円かかるという高級寿司店。およそ2時間半もの間、彼らは寿司に舌鼓をうちながら会食を続けたというが、この会合を唯一批判的に取り上げた「しんぶん赤旗」(1218日付)にはマスコミ幹部たちのこんな様子が描かれている。

「首相との会食を終えて、おみやげを持って出てきたマスメディア関係者の多くは足早にタクシーへ。

 テレビ番組のゲストでおなじみの田崎史郎時事通信解説委員が最後に出てきて、店外で待っていた記者8人に簡単なブリーフィング。(略)『完オフ』(完全なオフレコ)が条件の会食とされ、何が話し合われたかは語りませんでした」

 取材内容を一切表に出せない「完オフ」なのに、わざわざ高級な寿司店に集まり、おみやげまでもらい……。これでは、政治記者による衆院選自民党圧勝の祝勝会、いや安倍首相による「ご褒美の会」と受け取られてもしようがないだろう。

 しかも、こうした安倍首相とマスコミ幹部との会食は今回だけではない。この2年間、異常というべき回数の食事会が開かれているのだ。

 たとえば、今年の5月には同じ店で同様の顔ぶれで会食がもたれているし、昨年12月には立て続けに2回にわたって、政治部幹部や解説委員との食事会が開かれた。

 

 もっと多いのが、マスコミの経営トップとの会食だ。この2年間でわかっているだけでも、読売新聞の渡邉恒雄会長、産経新聞の清原武彦会長、熊坂隆光社長、日経新聞・喜多恒雄社長、毎日新聞の朝比奈豊社長、共同通信の石川聡社長(当時)、福山正喜社長、時事通信の西沢豊社長、フジテレビの日枝久会長、日本テレビの大久保好男社長、テレビ朝日の早河洋会長、吉田慎一社長、そして朝日新聞の木村伊量社長(当時)など、ほとんどの新聞、テレビトップと会食をしている。

 しかも、一度や二度ではない。読売・渡辺会長とは5回、産経・清原会長、熊坂社長とは3回、共同通信・福山社長とも3回、盟友であるフジ・日枝会長とは7回の会食にゴルフ旅行2回、合計するととにかく毎月12回はマスコミ幹部と会食しているのだ。

 もちろんお店はいずれも超高級料理店。たとえば、今年129日にフジテレビ日枝久会長、菅官房長官、茂木経済産業相と会食した浅草の鳥料理店「野鳥 鷹匠 壽」は「週刊新潮」によれば、レアな部位を提供する高級店で、ひとり2万円前後。201312月に産経の清原会長、熊坂社長と会食した超高級フランス料理店「オテル・ドゥ・ミクニ」もひとり3万円が相場だといわれている。

 繰り返すが、この回数は、歴代の首相と比べて異常な多さだ。テレビ局各社への通達や、批判報道への恫喝など、メディアへの強硬姿勢ばかりがクローズアップされる安倍首相だが、裏では、こういった懐柔策でメディアをがっちり取り込んでいるのである。

 しかし、情けないのは、こうした誘いに疑問を持つどころか嬉々として応じているこの国のマスコミの体質だろう。

 改めて言うまでもないが、マスコミの最大の役割は「権力に対するチェック」にある。欧米など先進国の独立メディアは現職の大統領や首相と個人的ともいえる接触を自主的に避ける。そうでなければ報道の公平公正が保てないばかりか、権力と癒着していると読者、視聴者からの信頼を失うからだ。(後略)(野尻民夫)◆◆


 


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ssh692 最近中央メディアがサボったニュース [マスコミュニケーション論]

<2014>

 

 sshではかつても中央メディア(全国紙や在京TV局など)が黙殺したとしか思えないようなニュースのことを取り上げています。

 20122月に行われた杉並での脱原発デモ(ssh510)

 同年311日の東日本大震災追悼式典での今上天皇明仁陛下の御挨拶で、フクイチに関わる部分がNHKニュースでバッサリとカットされた件(ssh515)

 その1ヶ月後に行われた国会包囲行動(ssh516)

 今でも行われている毎週金曜日の国会前脱原発集会(ssh534)

 オリンピック競技から除外された後の20127月の世界大会で日本の女子ソフトチームが優勝したこと(ssh545)

 

 その後も中央メディアは妙な基準でけっこう大きなニュースを無視したり軽視したりします。しかも困ったことに、その程度がさらにひどくなっている感じ。

 今回は、そんな中央メディアに無視/軽視された可哀想なニュースたちが化けて出てこないように、きちんと光をあててやろうと思います。

 

1. 安倍政権がTV局に選挙報道に関する圧力(?)をかけていた

 衆議院の解散総選挙が確定していた1120日、政府がNHKと在京民法TV局に報道の中立を細か~く求めた要望書を出していました。

 中立と言えば聞こえはいいけど、政権が「中立で行けよ」とわざわざメディアに言うこと自体がすでに中立じゃありません。そもそも籾井なんてアホンダラをNHK会長にした時から安倍政権のメディアコントロールの意欲は相当なもの。メディア人たるもの、政権からこんな要望が来た時点で「言われなくたって我々は中立を旨として報道しています。そもそも政権がこういうことを求めることが報道の自由への圧力ではないのですか!?」とブチ切れてみせなきゃウソです。

 なのに、この件を報じた中央紙は朝日と毎日のみ。他の中央紙はすべて黙殺。読売も産経も日経も、安倍政権の「犬」に成り下がったということなんでしょうか。

 もっと情けないのはTV局。どこも何も言いません。つーことは、この要望書を黙って受け取ったということでしょう。すでに死んでますな。


 

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ssh659 犯人探しに興味はない [マスコミュニケーション論]

<2014>

 

誰が悪いのかを言い当てて どうすればいいのかを書き立てて 評論家やカウンセラーが米を買うー

 

 この世の中は、問題だらけです。

 家の中でも、街中でも、職場でも取引先でも、大小さまざまな問題があります。

 市町村とか都道府県とか国とか、国際関係なんてところまで考えると、問題は無数にあります。

 

 問題は、ただ放っておくわけにはいきません。

 なぜこうなったのか、どうすれば処理できるのか、あれこれ調べたり考えたりして、必要な処置をせねばなりません。

 原因を調べるのは、とても重要です。原因がわかれば、対処の方法も立てやすい。

 機械のトラブルであれば、原因となっている要因を取り除けば、たいてい問題は解決します。犯人を捉えればそれで解決するわけです。


 しかし。

 人間は機械じゃありません。人間社会も機械じゃない。

 誰が悪いのかを言い当てて、そいつを成敗したところで、一件落着などしません。


 何か問題が起きると、「何がいけないのか」「誰が悪いのか」ということは誰しも気になります。それを追求したくなるのは道理です。

 ただねえ。

 かねがね気になっていたんですけど、何がいけないのか、誰が悪いのかを言い当てたところで、世の中の問題の大半はまったく解決しないんですよ。

 

 

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ssh645 ネトウヨ君たちの絶望的なコミュニケーション能力 [マスコミュニケーション論]

<2013>

 

◆◆春香クリスティーン、靖国参拝に「ヒトラーの墓参り」発言 ネット鎮火せず、朝鮮日報も追随

(J-CASTニュース 1229())

 安倍晋三首相の靖国神社参拝をめぐる、タレント・春香クリスティーンさん(21)の発言が物議を醸している。問題となったのは、参拝当日の20131226日にテレビ番組で行った「もしもドイツの首相がヒトラーのお墓に墓参りをした場合、他の国はどう思うのか?」という発言だ。

 1228日には韓国大手紙「朝鮮日報」の日本語版でも「靖国参拝:日本のタレントの発言で物議」と報じられ、いまなお火はくすぶっている。

 春香さんは1226日の「情報ライブ ミヤネ屋」(よみうりテレビ系列)にコメンテーターとして出演した。この日のトップニュースは安倍首相の靖国参拝で、近隣諸国との関係悪化を懸念する論調で番組は進められた。

 司会の宮根誠司さん(50)は「やっぱり隣国ですから、中国・韓国の歴史認識ってのは一致させたいのが理想」だとしながら、南スーダンでの内戦などを例にだし、春香さんに「隣同士で仲の良い国がどれだけあるのか」と問いかける。

 それに対して春香さんは、「海外でよくこの問題と比べられるのが、『もしもドイツの首相がヒトラーのお墓に墓参りをした場合、他の国はどう思うのか?』という論点で議論されるわけですけれど、まあ難しい問題ですよね」と答えた。あくまで春香さん個人の意見ではなく、海外で「靖国参拝」と「ヒトラーの墓参り」が同列に扱われることがあると紹介したのみだったが、発言の一部がひとり歩きした結果、多くのネットユーザーから「英霊に対する侮辱」や「事実誤認がある」などと反発を浴びることとなった。

 すぐさまネット上では批判がうずまき、春香さんのブログやツイッターは「炎上」した。ブログには抗議コメントが殺到したが、そのいずれも即座に削除されたことが火に油を注いだ。26日以降、現在まで春香さんはブログ・ツイッターなどで発言をしていない。

 ネット掲示板「2ちゃんねる」では29日の現在もなお、「ヒトラーとか極端な例を挙げる必要ないからな」「『靖国参拝する日本人、外国人観光客、海外要人はヒトラーの信奉者も同然』と言ってるようなものだ」

などと、発言に対する批判が高まっている。(後略 太字はshiraによる)◆◆

 

 ありがちなお話ですね。

 ネトウヨ君たちは威勢はいいけどものすごい寂しがり屋さんたちで、自分たちは抑圧された少数派だとひがんでおるものだから、たまにこういうことがあると「◯◯ちゃんがボクをいじめたー!」と大げさに叫ぶボンボンのようにわめくのですね。現実にはこういう発言がTVに載ることはひどく珍しくて、ネトウヨ君たちは多数派のいじめっ子側のお仕事をしておるのですけど。

 

 まあでも、それは今回の記事の眼目ではありません。

 引用記事の見出し、デキが悪いですね。これではまるで春香クリスティーン自身がそういう価値観の発言をしたかのように誤解されてしまう。記事中にあるように、彼女はただ、海外にそういう見方があるということを述べただけ。

 Yahooニュースはツイッターのコメントが紹介されるようになっているのですけど、それらがもう絶望的にひどい。


 

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