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LHR8 ドキドキします〜新担任 [ご挨拶&エッセイ]

<2007>

—人間は結局、成熟しない、のかな—

 ssh91でも触れましたように、私、この4月から担任を持つことになってます。明日が入学式です。
 新入生とは、3月にオリエンテーションで会ってはいるんですが、きちんとしたクラス編成できちんと会うのは明日が初めてです。

 いやあ、緊張します。
 私も何だかんだ言いながら、もう20年もこの仕事してるんですけどねえ。担任を持つ時は、何回目でもドキドキします。

 山田太一のエッセイを思い出します。

◆◆◆
 (前略)マスコミの世界で生きていると、いわば「大人になりっこ競争」とでもいうべきものに巻き込まれていることがある。「甘い」といわれることを怖れて、物事を人よりさらに「すれっからしの目」で見よう見ようとしてしまうのである。
 (中略)外科医の友人を、上記のような頭の働かせ方をして、怒らせてしまったことがある。
 「医者になって何年ぐらいすると、患者が死ぬのを平気になるんだ?」と聞いたのである。
 「平気になどなるか」と温厚な友は珍しく怒り、私は虚をつかれた思いで、怒る彼に感動した。(後略)
 (山田太一エッセイ集『いつもの雑踏 いつもの場所で』より「大人になりっこ競争」から抜粋) ◆◆◆


 3月のオリエンテーションの日、慰労の酒席で、私よりもずっとベテランの先生方が、
 「いやあ、いよいよ始まると思うとドキドキするねえ」
 「ああやって生徒と会うと、ワクワクしちゃうよねえ」
と口々に言っているのを聞いて、私はすごく感じ入ってしまったんです。

 これほどの人たちでも、始まりはドキドキするものなんだ、と。
 同時に、こういう先生方と一緒に3年間働ける幸せも感じました。
 何年やっても、始まりはやっぱりドキドキする。
 甘いと言われようが、ガキっぽいと言われようが、この感覚、忘れたくないです。
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