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ssh93 時間割係のグチ [教育問題]

<2007>

 3月も末だというのに、私は毎日結構なお仕事を抱えております。
 実は、私、来年度の時間割を編成する係なんです。もちろん一人じゃできませんから、共同作業者がおりますが。
 時間割というのは、来年度のスタッフが確定しないと編成できません。ですから、どうしても3月の下旬に集中的にやらんといけないんです。少なくとも私の地区の公立高校では。幸い編成そのものはほぼ固まって、まずは一安心です。

 ところで、最近の学校現場では、時間割編成がかなりの難行苦行になってます。理由は以下のようなものです。

 1 生徒の適性や進路に合わせた対応をすべく、選択科目が増えた。(科目が少ないほど時間割は編成しやすい)

 2 教育課程が変わって、情報など必修科目が増えた(①と同じこと)

 3 教育予算の削減で(行政改革ってヤツね)、正規採用の教員が減った。(人数が少ないほど融通はきかない)

 4 上と同じ理由で、非常勤講師や兼務(例えば1人が2校に2.5日ずつ勤務する)が増えた。

 5 任意団体(高野連、高体連、高文連、PTAなど)の仕事はむしろ増えている。特に事務局校に当たると、会議のために複数名が1〜2日授業ができなくなる。

 私の現任校は、そうは言ってもまだかなりマシな方なんです。しかし、それでも、非常勤講師や兼務やその他の要因はあって、そのためにどうしてもバランスの悪い時間割になってしまっています。


 1例を挙げます。例えば美術の先生が非常勤か兼務で、学校に週のうち2日だけ来るとします。必要な授業の数からすればそれで十分です。
 しかし、高校の場合、芸術は通常は音楽/美術/書道の選択です。となると、音楽と書道の授業も、美術の講師が来る2日にしか入れられません。あとの3日は、美術抜きの講座/クラス編成をして備える必要があります。どっちにしても、芸術が入る曜日は決まってしまいます。となると、それ以外の曜日にその他の科目を入れなければなりません。
 現実には、さらにここに他の教科の非常勤や兼務が絡んできます。こうして、自由の効く日はどんどん減り、特定の曜日に特定の教科がドカッと入ることとなります。教える方も教えられる方も不幸ですが、もうどうにもなりません。
 ついでに言えば、例えば美術の先生が週に2日しかいない学校から、美術系の進学を志そうと思ったら、もう学校は全く期待できません。
 (以上の例は全くの例です。私の現任校のことじゃありません。)

 教育予算の削減というのは、例えばこういうところにシワ寄せが来るんです。あなたの子どもの時間割が素人目にもヘンテコなものだったとしたら、その原因は非常勤やら何やらなのかもしれません。

 あ〜、しっかし、くたびれたな〜。これから最終確認してコンピューターに打ち込んで書類にして印刷してと。終了まであと2〜3日はかかりそう。

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